クライアントからお金をいただく場合の決済手段について【お一人様起業成功への道】

商売をする限りお金の受け渡しがあります。小規模な副業や起業をしている人はどのような決済手段を使っているのでしょうか?

今回は決済手段についてまとめてみました。

現金払い

昔からある王道の支払い方といえばやはり現金払いです。いくらキャッシュレス決済が流行ったからといえども、日本では実店舗があるお店ではほとんど現金払いが通用します。

現金払いの良いところは「決済手数料がかからない」ところです。
逆に現金支払いの悪いところは「高額の商品には使われづらい」「オンライン上での商売の場合、現金払いは一般的ではない」ところです。

例えば10万円のコートを店舗で販売している場合、欲しいと思っても10万円の手持ちを持っている人は少ないでしょう。そんな時、現金払いしかない場合はせっかくのチャンスを逃してしまいます。

現金支払いはもちろん必要ですが、現金支払いのみの商売は少し難しいでしょう。
現金払いだけの場合、常にお釣りを持っておくこともお忘れなく。

銀行振込

企業間同士の決済の場合、銀行振込もよく使われる手段です。ですので起業をした場合は一つビジネス用の銀行口座を持っておくと便利です。

最近ではネット銀行もたくさんあります。ネット銀行の場合、入金の確認や支払いなども全てネットで済ますことができますので便利です。

法人企業でなくても、個人事業主でも屋号付きの銀行口座を持つことができます。個人事業主として開業された方はぜひ屋号付きの銀行口座を持っておくと良いでしょう。屋号付きの銀行口座を開設したい場合は、手続きの際に「個人事業の開業届」の提出を求められる場合が多いので、事前に開業届を提出しておきましょう。

また銀行によってはネットバンキングを利用するのに月額の手数料を取るところもあります。月額手数料なしでネットバンキングを利用できる銀行もありますので、手数料についても十分調べてみると良いでしょう。

クレジットカード

クレジットカード決済も王道の決済手段です。特に高額商品を取り扱っている店舗を経営している場合は導入した方が良いでしょう。

クレジットカード決済は分割払いができます。現金払いでは分割払いはできないので、クレジットカード決済があると売上アップにもつなげることができます。

ただしクレジットカード決済は「決済手数料」がかかってきます。カード会社によって手数料は違いますが、決済手数料分利益が低くなりますので、その点注意が必要です。

とはいえ、決済手数料を考えてもクレジットカード決済は必須の支払い方法と言えます。

PayPalなどのビジネスアカウントを持っておくのもいいでしょう。

PayPayなど各種Pay払い

ここ数年で大きくシェアを増やしたのが「Pay払い」です。

PayPay、LINE Pay、楽天Pay、au Payなど、CMなどでもよく耳にすると思います。

それぞれの決済会社でキャンペーンなどもよくやっており、コンビニなど身近なところで使う人が増えています。

例えば移動型販売などの場合、Pay決済を持っていると小銭の出し入れをせずに済みますし、販売動線がスムーズに進むなどの利点もあります。

クレジット決済同様こちらも決済手数料はかかりますが、それでも実店舗を持っているのであればぜひ取り入れたい決済方法ですね。

タブレット型POSレジ

最近よく見かけるタブレットでレジをするお店。あのタブレット型のレジのことを「タブレット型POSレジ」と呼びます。商品在庫の管理から売上まで、一貫してシステムで管理ができるのです。

昔の大きなレジスターと違い、タブレット型のレジであれば場所も取りませんし、持ち運びもできます。最近多い移動販売でも利用可能です。

タブレットPOSレジでよく使われている「Square (スクエア)」などはクレジットカード決済もできますし、各種電子マネーも使えますので、決済を全てこのようなサービスでまとめるのも効率的でしょう。