ビジネス用にドメインメールを取得して信頼感をアップさせる【お一人様起業成功への道】

今やビジネスでは必須のメールアドレス。メールアドレスに種類があることをご存じでしょうか?

  • ドメインメール
  • フリーメール
  • キャリアメール
  • プロバイダーメール

などなど、全てメールアドレスと呼ばれていますが、取得方法などに違いがあります。

今回は起業時にどんなメールアドレスを利用すれば良いのかご紹介します。

信頼感が高い「ドメインメール」

ドメインメールとは

まずドメインとは「yahoo.co.jp」「apple.com」「rakuten.co.jp」など、ホームページのアドレスに当たる部分を指します。

そしてこのドメインを取得していると、このドメインを使ってメールアドレスを作る事ができます。それが「ドメインメール」です。

ドメインは「お名前.com」や「ムームードメイン」で取得する事ができます。ドメインはドメインの種類によって取得料金が違いますが、「.com」などのメジャーなドメインは年間1,200円〜程度で取得できるので、お財布的にもそこまで大きな負担にはなりません。

ドメイン取得時の注意点

ドメインは基本的に毎年使用料を払う必要がありますが(注1)、新規の取得料金と更新料金が違う場合があります。新規の取得料金はとっても格安なのに、更新料金は高かったということも考えられますので、取得する際は更新料金も確認しましょう!

注1:取得業者によっては1度に複数年分の使用料を支払うことも可能です。

ドメインメールを作る際は、メールサーバも必要となります。ドメインなどについてよくわからない場合は、「ロリポップ」や「さくらインターネット」「エックスサーバー」などのレンタルサーバでドメインとサーバを一緒に借りましょう。安いサーバだと年間5,000円未満で借りる事ができます。

上記のような大手のレンタルサーバ会社は、マニュアルページもしっかりしており、ドメインの設定やメールアドレスの作成などがわからない方にもとても親切な作りになっています。

では次に、ドメインメールのメリットをみてみましょう。

ドメインメールは信頼感が高い

ドメインメールを利用するメリットはその信頼感の高さです。名刺交換などをした際に、名刺にメールアドレスが記載されていますが、ドメインメールを利用している企業は多いです。大きな企業になればなるほど、ドメインメールを利用しているので、それだけドメインメールは信頼感が高いと言えます。

またホームページのアドレスを同じなので、説明も簡単です。例えば口頭でメールアドレスを説明する場合、プロバイダーメールなどの場合説明が大変ですが、ホームページと同じドメインメールを利用していると比較的簡単に説明できます。

目的に合わせて複数のメールが作れる

ドメインメールは複数個作る事ができます。

例えば「info@example.com」とか「shop@example.com」など、利用目的にあわせて作る事ができます。社員が多い企業の場合は、社員さんごとにメールアドレスを作る事が可能です。

このようにドメインメールはビジネスで使う場合にとても使い勝手が良いメールアドレスとなります。

自由に作れる「フリーメール」

フリーメールとはGmailのような無料で自由に作る事ができるメールアドレスです。

とりあえず皆さんも何かしら一つはフリーメールを持っているのではないでしょうか?そして最近ではフリーメールをビジネス用に使っている方も増えています。

フリーメールの良い点は、他のメールと違って取得するのにお金が必要ではないところです。悪い点としては、希望するメールアドレスが取得できないところでしょうか。

特にGmailは世界中で利用されているので、欲しいメールアドレスを取得できる可能性はかなり低いです。

すでに他の人に使われているので、メールアドレスに数字など余計なものを付け足して、長く難しいメールアドレスになりがちです。

とはいえ作ったその日からすぐに使えますのでとても便利なメールアドレスです。

携帯電話についてくる「キャリアメール」

キャリアメールとは携帯会社が発行するメールアドレスです。「〇〇@docomo.ne.jp」などですね。

キャリアメールは各携帯会社と契約すると取得できます。昔はよく使われていましたが、LINEなどが主流となった今ではキャリアメールを使う人も少なくなってきました。また最近の格安プランではキャリアメールがついてないプランも多いです。

名刺にキャリアメールを記載している人もあまり見かけませんので、キャリアメールはビジネス向けというよりもプライベート向けという感じでしょうか。

インターネットプロバイダーが発行する「プロバイダーメール」

プロバイダーメールはインターネットプロバイダーが発行するメールアドレスです。「OCN」や「ぷらら」など、プロバイダーが発行しているため、メールアドレスにも「ocn」などが入っています。

今や各家庭にネット回線があるのは当たり前なので、皆さん使ってなくても一つは持っていたりします。このプロバイダーメールをビジネスに利用される方もいらっしゃいます。

結構昔からやっている会社は、名刺にプロバイダーメールが使われていたりしますね。

プロバイダーメールのデメリットは「長くて伝えにくい」事です。名刺に記載されている場合、メールアドレスだけがやたら長くなっていたりしますし、電話などでメールアドレスを伝える場合も難しくなります。

またプロバイダーを解約した場合は継続利用できませんので、その点も不安が残りますね。

本格的に起業する場合はドメインメールが一番良いと思います。その次はフリーメールでしょうか。