Mulberry 
これは「ウェブ解析士 Advent Calendar 2023」の4日目の記事です。
https://adventar.org/calendars/9249
こんにちは。富山県でWeb関係のフリーランスをしています、桑島と申します。
私は2018年にウェブ解析士の資格を取得し、同じ年に上級ウェブ解析士という資格を取得しました。
ちなみに「ウェブ解析士って何それ？美味しいの？」という方はこちらの記事をお読みください。ウェブ解析士の基本的なことが書いてあります。
上記の記事でも少し触れてますが、今回は私がウェブ解析士を取得しようとした理由について少し詳しく書いてみます。私と同じようにWeb関係のフリーランスで起業した方なんかは共感いただける部分もあるかなと思います。
早速本題に入りますが、私がウェブ解析士を取得しようとした理由は下記の２つになります。
- Webサイトの本当の使い方に独立してから気がついた
- 年齢を重ねても使える自分の強みが欲しかった
では一つずつ見ていきます。
Webサイトの本当の使い方に独立してから気がついた
独立前までは制作会社でWebデザインとコーディングの仕事をしており、営業などはしておりませんでした。お客様と打ち合わせをする機会もありましたが、上司からの指示に従い、制作している時間の方が多かったです。
ですので、それまではWebデザイナーとは「Webサイトを作る仕事」だと思っていました。もちろん、これは間違っていません。しかし独立して実際にお客様と深く向き合うことで、私の仕事は「ただ作るだけではなく、Webサイトを上手に使ってお客様のビジネスに貢献すること」だと気づきました。
よく言われますが「Webサイトとは作って終わりではなく作ってからが本当のスタート」です。WebサイトやSNS、Web広告などをうまく活用して、お客様の会社の売上をあげたり、良い人材を採用する手助けをしたり、Webを使ってお客様のビジネスがうまくいくよう手助けをすることが私の仕事だと。
今更ですが、独立してからこのことを痛感したのです。しかしこれらを実現するためにはWebマーケティングに関する幅広い知識が必要となっていきます。そして今の私には圧倒的にこれらの知識が足りないと。これはいかん。どげんかせんといかん。
ということで、色々と情報を集めました。そこで知ったのがWebマーケティングからビジネスフレームワーク、アクセス解析の知識などをトータルで学ことができる「ウェブ解析士」という資格でした。
これは取得せねばいかん。そう思ったのです。
年齢を重ねても使える自分の強みが欲しかった
ウェブ解析士を取得しようとした理由の２つ目は「年齢を重ねても使える自分の強みが欲しかった」です。
私は独立して10年近くになりますが、フリーランスという働き方が大好きです。自分の時間を自分の好きなように使える。こんな素晴らしい働き方はないと思っています。
しかし同時にフリーランスは弱肉強食の世界だと思っています。「実力がないものは淘汰される」という世紀末のような世界です。
人生100年時代。私はまだ人生の折り返し地点にも到達していません。
このままフリーランスとして生き続けるためには、年齢を重ねても使える自分の強みが必要です。そこで自分の「強み」として使えるのではと思ったのが「WebマーケティングやWeb解析の技術」です。
Web業界は次々と新しい技術やシステムが誕生する場所です。Adobe Flashが急に衰退したように、ガラケーの携帯サイトの需要がなくなったように、頑張って覚えた知識が急に使えなくなるなんてこともザラです。
そんな中でも私はWebマーケティングの幅広い知識はずっと生き残るのではないかと思います。もちろん、Webマーケティングの中で使っていく各種ツールは時代に合わせて変わっていくと思います。しかし「このツールとこのツールをこういう感じで組み合わせると、このような結果が出るんじゃないか？」という仮説を立てるための根本は同じなのではないかと思います。
このような技術は数をこなし経験を重ねるほど強くなりますし、年齢を重ねても薄れるものではないと思います。むしろ、年齢を重ねた方が経験豊かで信頼されるのではと感じます。
…と書きながら、今後AI次第でWebマーケティングってどうなっていくのかな〜と思ったりもしています。
しかしAIが入ってきたら、今までのやり方にAIを取り入れ、AIに任せられるところは任せて効率アップできると思うので、やはりWebマーケティングの技術や知識の需要は変わらないかなと思います。
以上、私がウェブ解析士を取得した理由についてつらつらと書いてきましたが、ぶっちゃけこれらの理由は後付けで、「ただなんとなく興味があったから取ってみただけ」かもしれません。笑
でもそれくらいの気持ちで十分だと思います。何かを始めるのに理由なんて要りません。
興味があったらやってみれば良いのです。
それでもウェブ解析士を取得してよかったと思っています。お客さまへのWebサイトづくりの提案の幅が広がりましたし、全国のたくさんの同業者の方と知り合え交流できるようになりました。
ウェブ解析士に興味を持たれた方は、ぜひホームページなどをみてみてくださいね！
